地域創生・地方活性化にSNSを活用すべき3つの理由

Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)などのSNSは、今や多くの個人が使用するサービスです。

総務省が発表した「令和元年通信利用動向調査の結果」によると、全体で69.0%もの個人がSNSを利用。SNS利用の目的としては「知人とのコミュニケーション」がトップにありますが、「情報を探すため」も増えています。

SNSの利用は個人だけでなく、実は民間企業や地方公共団体でもSNSを活用する例も増えてきました。「平成30年通信利用動向調査の結果」によると、企業の36.7%がSNS等を活用しており、目的は「紹介や宣伝」がトップです。

つまり、個人はSNSで情報を探し、企業はSNSで紹介や宣伝をするといった需要と供給がマッチした関係があるということです。

企業のマーケティング活動でもSNSの活用は欠かせないものとなっていますが、地域創生・地方活性化のためにも欠かせないものとなってきています。

本記事では、地方創生・地方活性化にSNSを活用すべき3つの理由を紹介していきます。ぜひSNSの活用事例を把握して、活用を検討してみてください。

地域創生・地方活性化でSNSを使うべき3つの理由

そもそも地域創生・地方活性化とは、少子高齢化や東京圏への一極集中を課題として、これらの課題を解決するための取り組みのことです。

具体的には、国が地方公共団体にお金を出して、地方公共団体が地域創生・地方活性化に向けた取り組みを推進しています。

この取り組みにおいて積極的に活用すべきツールの1つが、SNSなのです。

わかりやすいSNS活用の例としては、地元農水産物をアピールするためにSNSを活用する例ではないでしょうか。

事例は本記事後半でも紹介しますが、実際に三重県鳥羽市が、「鳥羽マルシェ」ブランドでSNSを活用している例があります。内閣府の「地域活性化モデルケース報告書」で取り上
げられてもいるのです。

それでは、なぜSNSが地域創生・地方活性化に有効なのでしょうか。以下3つの理由を確認していきましょう。

  • 情報の拡散力に優れている
  • 魅力をビジュアルで効果的に伝えられる
  • オフラインイベントを開催できなくてもSNSでPRできる

情報の拡散力に優れている

SNSは、情報の拡散力に優れています。Twitterなら、リツイートと呼ばれているものが情報を拡散する機能です。

Twitterユーザーが投稿をリツイートをしてくれることによって、より多くのユーザーに情報を届けられます。

例えばフォロワーが1万人いるようなユーザーがリツイートしてくれると、それだけで1万人のユーザーに自分の投稿が表示されるのです。さらに1万人のうち誰かがリツイートしてくれると、もっと多くの人に情報を届けられます。

このように、SNSは情報の拡散力に優れており、より多くのユーザーに伝えたい情報を届けられるのです。

一方で、ホームページを活用したコンテンツマーケティングにおいては、せっかくユーザーがコンテンツを見てくれても、拡散というアクションはなかなか期待できません。

魅力をビジュアルで効果的に伝えられる

SNSは、商品やサービスなどの魅力を、ビジュアルで効果的に伝えられます。

例えば、観光地や名産品をアピールするにあたって、文字だけで表現してもユーザーにはなかなか響かないものです。

そこでSNSを利用すれば、画像や動画・音声・テキストを駆使してユーザーにアピールできます。

SNSの性質上、特に明確な目的を持ってSNSを利用しているユーザーは多くありません。つまり、何かをしながらぼんやりとSNSを見ているシーンも多いのです。

このようなSNSの利用シーンを考えれば、文字を読んでもらうよりも、動画や画像で表現するほうが効果的だといえます。

このように、SNSでは手軽に画像や動画などをユーザーと共有でき、魅力を効果的に伝えられるのです。

オフラインイベントを開催できなくてもSNSでPRできる

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、不特定多数が集まるイベントの開催には制限が設けられています。

具体的には、収容人数の半分以内の入場までしか認められていません。この規定にかかわらずとも、イベントは自粛モード。イベントを開催したくても、思うように開催できない状況には変わりありません。

こんな時だからこそ、SNSを活用する重要性は高いのです。当然のことながら、SNSは時間や場所に制限はありません。さらに、原則として国境の制限もありません。

PR手段が限られる一方で、SNSをうまく使ってユーザーにPRを続け、成功している企業や地方公共団体もあります。もはや、SNSを有効活用しないまま地域創生・地方活性化を進めるのは難しいと言えるでしょう。

地方創生・地域活性化のTwitterマーケティングの事例

地方創生・地域活性化にはSNSを活用すべき理由を紹介してきました。しかし、実際にどのように活用すれば良いのかイメージがわかない方もいるでしょう。

弊社テンプルウェストでは、SNSを活用した地方創生の成功事例がありますので、その内容を一部簡単に紹介します。

弊社が支援した地域メディアでは、Twitter上でキャンペーンを投稿し、およそ1週間で数千ものリツイート(拡散)を獲得しました。

アカウントフォローとリツイートを条件とし、売れ残った果物を抽選で数名にプレゼントするというキャンペーンです。

数千ものリツイートだけでなく、2,000人ほどのTwitterユーザーからアカウントのフォローを獲得。結果として多くのユーザーに投稿を拡散することができ、今後の投稿を見るだけでなく、SNSからの果物の継続的な購入につながりました。

地域創生・地方活性化でのSNS活用のポイント

最後に、地域創生・地方活性化のためにSNSを活用する際のポイントを簡単に紹介します。

先ほど紹介した弊社のTwitterマーケティング手法は、以下の点で有効だったと考えられます。

  • 期間限定のキャンペーンとしてユーザーのアクションを促した
  • フォローとリツイートという簡単な条件でキャンペーンに参加できる
  • 画像付きでキャンペーンを投稿したことにより、多くのユーザーにとって参加しやすかった

ユーザーにとっては、スマートフォンでSNSを眺めていたら、急にプレゼントキャンペーンを見かけることになります。プレゼントキャンペーンの性質上、ユーザーにとって損をすることはなく、いわば有益なお得情報です。

条件としてフォローとリツイートを設定していますが、ユーザーは5秒もかからず参加条件を満たすことが可能。それだけで当選の間まで「気になる」状況も作れるのです。

また、今回は地域アカウントの例でしたが、企業アカウントの場合にはホワイトペーパーの配布キャンペーンとして応用可能。

ホワイトペーパーの二次配布には注意が必要ですが、拡散性やビジュアルを活用した、効果的なマーケティング手法だと言えるでしょう。このようなキャンペーンでは、配布した後に感想を投稿してもらうことも有効です。第三者からの口コミ獲得手法としても利用できるでしょう。

このように、企業のマーケティング活動はもちろん、地域創生・地方活性化にもSNSの活用は効果的です。弊社では本記事で紹介したものも含め、多数のノウハウや実績を持っています。

少しでも興味を持たれましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

弊社とTwitterでつながる!